The End

 
SS木終了のお知らせ
 
残念ながら、「心の恋人SS木」は作者のネガティブがピークな為、終了しました。
 
今日の一曲:The Doors「The End」

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

・・・まあ、これだけで終わってしまうのはなんなんで、何か書いてみようと思います。
今日、「15秒で分かる昔話」って動画を見ました。


それを見て、「まず、簡単な話の流れを作ってから、いろいろ肉付けしていったら俺も絵本みたいなの作れるんじゃね?」って思ったんで書いてみたのです。↓
 
「ラリーと神様」
 
あるところに、ラリーと言う男の子がいましたが、彼は孤独で人生に対して失望していたので自殺したら、あの世で神様に一つだけ願い事を叶えてやると言われ、紆余曲折あった後、ラリーは神様になりました。
めでたし めでたし
 
・・・そして、いろいろと肉付けしていって完成したお話がこちらです。↓
 
「ラリーと神様」
 
あるところに、ラリーと言う男の子がいました。
彼は、孤独でした。
話をする人がいても、深い事を話す事はできずにラリーの孤独感は増す一方でした。
「・・・僕なんて、誰の心にも残らない。」
ラリーはそういう思いに取り付かれていたのです。
 
そして、ラリーは酒とタバコに溺れるようになりました。
しかし、どんなにお酒を飲んでも、どんなにタバコを吸っても気分は楽になりません。
それどころか、毎日飲みすぎてるせいで、生活リズムや体調は悪くなるだけでした。
そして、体が悪くなると比例するかのようにラリーの欝は酷くなったのです。
「もう死んでしまおうか・・・・・」
ラリーがそう思った矢先、ラリーはある事を知ったのです。
 
そして、ラリーは急いで薬局に行き、甘い咳止め薬を買ってきたのです。
家に帰り着いたとたん、ラリーはそれを一気飲みしました。
すると、奇跡が起きたのです。
ラリーは頭がスッキリするような感じになり、目の前には幸せな光景が現れたのです。
そうです、咳止め薬でラリーはラリってしまったのです。
 
ラリってる間はすごく幸せな時間が過ぎました。
心から信用でき、すべてを話せる友達。
大好きな女の子と一緒に過ごす充実した時間。
すべてが輝いていて、ラリーはその幸せに涙が出そうでした。
しかし、結局は咳止め薬。
そんなに長い時間ラリる事なんて無茶な話です。
ラリーは現実に戻ってきてしまいました。
そして、現実の辛さに涙を流したのです。
 
ラリーは決心しました。
それは、咳止め薬でラリってる間に睡眠薬を大量に飲み、自殺すると言う事でした。
まず、ラリーはお酒を飲んで酔っ払って死の恐怖を取っ払ってから、咳止め薬を飲んでラリったのです。
そして、ラリってすぐに睡眠薬を大量に飲みました。
ラリーは、自分の頭の中で作り出した幸せな光景の中で彼は死にました。
 
 
目が覚めるとそこは、雲の上でした。
そう、ラリーはあの世に来たのです。
「目が覚めたかね?ラリー」
ラリーは声のする方向を見ると、小奇麗な浮浪者の様なルックスの男がいました。
「ラリー、私が神じゃ。」
何と、浮浪者の様な男は神様だったのです。
そして、神様は言いました。
「君は生きている間、糞みたいな人生を送っていたから、最後に願い事でも叶えてやろう。」
ラリーは少し考える時間が欲しいと伝えると、また神様は言いました。
「ラリー、自分の葬式の様子でも見てみないかね?」
神様に促されるまま、ラリーは自分のお葬式の様子を見ることにしました。
そこには、ラリーの思いもしない光景が広がっていたのです。
それは、沢山の人が涙を流している光景、そしてお葬式が終わった瞬間、さっきとは打って変わってへらへらと笑いながら喋ってる姿。
ラリーは怒り狂いました。
「どうせ、一ヶ月したら俺の事なんて忘れてるくせに、何、葬式の時だけ泣いてんだよ!!カス!!
 お前らなんて、知り合いを失って、かなしみに酔ってる自分に惚れ惚れしてるだけだろ!!」
その時、神様が「プッ」と噴出したのです。
「やっべ〜、人間ワロスwwwwwwwwww
 ま、俺が糞に作っただけなんだけどさwwwwwww」
ビビッたラリーは神様に向かって言いました。
「・・・そ、それは、神様としてダメな発言じゃないですか?」
すると神様が言ったのです。
「どうしてダメなんだ?神様が綺麗な存在だからか?
 そんなの人間が勝手に思い込みで作り出したもんだろ?
 それをバカみたいに拝めて何になる?
 いいか!俺はタダのキ○ガイなんだよ!!」
ラリーは絶句しました。
それを見てニヤニヤしながら神様は言ったのです。
「で、願い事は何がいい?」
少し考えて、ラリーは神様に耳打ちしました。
 
数日後、地上では戦争が起こりました。
最初は人が他人に対して信じる事ができずに起きた小さないざこざでした。
しかし、みるみるうちにそれは大きくなり、戦争になってしまったのです。
この戦争は国と国の戦争ではなく、人と人の戦争。
人間が最後の一人になるまで終わる事はありません。
その光景をラリーは笑いながら見ていました。
その横には、首を切り取られた神様が横たわっていたのです。
 
神様を殺したのはラリーでした。
ラリーは願い事を言った後、神様に聞いたのです。
「神様が死んだらどうなるの?」
すると神様は言いました。
「ま、これはお前の世界だからどうなるかはお前が決める事だ。」
それを聞くと、ラリーは目を閉じました。
「神様、あなたが誰なのか分かったような気がします。」
ラリーは手に持った斧で神様の首を切りました。
そして、ラリーは死んだ神様の変わりに神様になったのです。
 
ラリーは転がる神様の首を見ました。
それは、ラリーの首だったのです。

それから、ラリーは地上で起こっている戦争を笑いながら眺め始めました。

 
めでたし めでたし

 
 

「・・・め、めでたくねぇ!!」ってツッコミは無しの方向でお願いします。
我ながら酷い話だとは思ってるんで・・・・・
あと、30分で作った話なんで、ところどころツッコミどころがありますが、シカトしてください。
でも、オチはちゃんと考えて書いたつもりさ☆
 
今度、これで絵本作ってみようと思ってます。
それでは(-_-)/
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

明日からは、「孤独の恋人SS木」がスタートします。
内容は何一つ変わりません。
ご期待ください。